Diary of bicycle life

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2009 JCF MTB JAPAN SERIES J1 XCO#7 富士見パノラマ

真夏の全日本選手権・・・狙っていたレースで結果を残せなかった
最低な結果だった時こそ それが自分の本当の実力

もっと走れるはずだ
周りからそう言われても走れていないその弱さが自分の今の実力
「速さ」とか「強さ」というのは何だろう
ずっと考えていた 

考えながら白馬の泥だらけのレースを走り
考えながら秩父でロードレースを走った
いつも通りの走りで いつも通りの結果だった

いつものようにスタートを切り いつものポジションで いつものメンバーと いつもの・・・

もっと前で走りたい もっと前で勝負したい
そう思うなら自分の力でその位置に上がっていくしかない
チャレンジしなければ やってみなければ 可能か不可能かなんてわからない

スタートから全力 出れるところまで一気に順位を上げる
そのあと失速しても順位を下げてもそれでもいい
とにかく前へ出る その先のことなど どうにでもなればいい

「いつもの・・・」 そこから抜け出すための戦いをしよう

そう決めてレースに臨んだ
目の前の壁を超える最大の努力をしてやろう
失敗して何も残らなくてもいい いつも通りの結果はいらない
何日も前からそう決めていた


距離・周回数  4.2 km x 7 Laps = 29.4 km
天候       曇り 
路面状況    ドライ
バイク      08 GARY FISHER SUPER FRY 19"
ホイール    08 BONTRAGER RACE LITE DISC 29er
サドル      SPECIALIZED Phenom SL Saddle 143mm
タイヤ      NoTubes.com RAVEN 29/2.2 Tubeless ready F/R 1.5bar 
ペダル     crankbrothers eggbeater SL shrot spindle


スタートは5列目右端 目の前はFORZAの武井さん 左隣はpro ride山口さん
とにかく前に見えるほとんどのライダーはワークスばかりだ 
気後れしそうな心に鞭を打つ だから何だというのだ
遠慮することなどない ラインは自分で作る こじ開けてやる

号砲 
ペダルキャッチもすんなり決まりシフトアップしていく
とにかく最短ラインの右端をキープ 
その後、左にカーブし始めたあたりで前方のラインが開けたので
ダンシングで一気にゲレンデを駆け上がる
とにかく全力 STの入り口まで全力 決めていたことをやる
トップ選手がほんの数メートル先に見える でも緩めない もっと前へ もっと前へ
STに15位前後で入る 酸欠で体が上手く動かないけどここは1列棒状
ミスだけはしないように下っていく

なりふりかまわずスタートダッシュ
今までずっとモヤモヤしていた気持ちが一気に消し飛んだ
僕はこれをやりたかったんだ これで後半ダメになったっていい
急激に楽しくなってきた ダメでもともと 守るものなど何もない
好きで走っているだけなんだから 好きなように走ればいい

2周目あたりが一番辛かった
当たり前とはいえ無理なスタートダッシュのおかげでペースダウン
20位くらいまで順位を落とす ここでズルズル後退するか それならそれでもいい
持てる力の全てを注ぎ込みレースに集中する

レースは7周回 今日は絶対に完走する 根拠のない自信
いつもなら4周とか5周とか言ってしまうのだけれど
スタート前に今日は7周走ると監督に告げた
自信など全くない だけどそう思わなければ可能性も生まれない

3周目 休みどころのないコースで体力はどんどん消耗していくものの
スタートのオーバーペースからなんとなく体が復活してきた感じ
きついけど緩めない ツーリングではない レースなんだ
絶対に後ろは振り返らない 前だけを見る 前へ 前へ それだけを念じる
ノースと先頭交代をしながら前を追う 
俺達はここで このポジションで走っている
このまま最後まで行ってやろうぜ 声を掛け合い前を追う

集中していた 
みんなの応援が聞こえる
「そのペースで行け」 「前を追え」 「回転を上げろ」 「リズム」 「頑張れ」
きついけど踏ん張る 最後まで行く 絶対に走り切る

後半は誰にも抜かれなかった そして前には必ず視界の中にライバルがいた
少しずつ前との差を詰めていく 前に出る 
駆け引きなどない とにかく前だけを追う
5周目 駐車場への下りでチェーンが暴れてアウター側にチェーン落ち
チェーンがフレームを打つ音の異変だけで瞬間的に気がついた
冷静だった アスファルトに出たところでバイクを降りてチェーンを掛けなおす
1・2・3・・・・秒数を数えながら・・・
止まっていたのは7秒 降車の減速と再乗車の加速のロスも含めたら全部で15秒ほどのロスか・・・
それ以外にミスはほとんどなかった 
やるべきこと 自分に持てるスキル全部を100%使い切って走り続けた

6周目 コースの一番遠いところでトップが最終ラップに入ったというアナウンスが耳に入った
ここで初めて現実的に完走を意識し始めた 時間的にはギリギリか
少しだけ無理をしてペースを上げる ほとんど上がらないのだけれど
朦朧とする意識の中 脚切りのテント前に差しかかる 
まだ切られていない 最後までレースが出来る

最後の1周もレースをしよう 緩めることなく
7周目 トップ選手のゴールシーンを見るためにコース上から観戦の人がいなくなる
ノイズが消える 自分の息遣いとバイクの挙動音だけがコース上に響く
やっと出来た これが僕がやりたかったこと
噛みしめながらゴールラインへ

16位 完走 

走り切った やってやった
エリートクラスで走るようになって5年目
遠い目標だった20位以内での完走
少しづつだけど現実的な目標に近づいてきた
でも大きな壁だった どうすればいいのかわからないほど大きな壁だった
必要なのはチャレンジする勇気だったんだな

このポジションで走るということ 
心と体に焼き付けた 体感して経験として覚えることができた
もう迷うこともないね これからは 
また 次もやってやろう このレースの自分を超えるために
  
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by kaazzu937 | 2009-09-23 17:48 | ◆Race Report

2days race in 木祖村

使用機材

フレーム  BOMA CT-11C Lサイズ
コンポ    SHIMANO DURA ACE 7800
ホイール  BOMA レーシングコンポジットホイール 50mm
タイヤ    Vittoria corsa evo cx 21c 8.2bar
ヘルメット  UVEX
サングラス  UVEX crow pro

結果 総合25位

全3ステージ行われるこの大会 
初日は快晴 信州の爽やかな空気の中にいるだけで気持ちが癒される
ロードはMTBの為に・・・そう思っている部分が少なからずあるので気持ちは楽
正直いってしまうと緊張感もない(笑)
とはいえレースである以上 走るからには真剣に走る
そうでなければ走る意味などない 家の近所をサイクリングしていればいい

初日の第1ステージは個人TT8.5km 1分間隔で次々とスタートしていく
前日 仕事で帰宅が遅くなったのと朝が早かったこともあり睡眠時間はわずか2時間
アップを始めても身体が全く起きてこない 集中力もなし ちょっとヤバい
TTのタイム差は ともすればそのまま総合での成績に
大きな意味を持つことは理解出来ているのだけれど
集中力も気力も高まってこないまま どうすることも出来なかったので
とにかく怪我をしないことを第一優先として 少し抑え気味にスタートを切る
走り出せばなんとかなるかと・・・
12分台後半で走れば順位もそこそこだろうと淡々とペダルを回しコース幅をフルに利用して
最速ラインにスムーズにバイクを乗せていく
とはいえ試走で2周ほど軽く流しただけではコースの特徴は上手く掴めず
大きなミスもなく かといって全開まで上げる走りも出来ず
気持ちも低空飛行なまま途中景色を見てる自分がいたりしてフッと我にかえったりする始末
脚も全く回らずそんな状態のままなんとなくゴール
最後の登坂の中盤で手元の時計で13分を回ってしまいそこで少しペースも緩めてしまったものの
終わってみれば13分8秒・・・ 
タラレバを言えばキリがないがこのタイムで参加者中40位くらいだったか?
感覚的だけど8割くらいの気分で走ったので もう少し頑張っても良かったかな
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第2ステージ マスドロード 9km×9周 81km
スタートは4列目 パレード走行の間に先頭付近までスルスルと上がる
前に上がると優勝候補の高岡選手やその他強豪選手ばかり
後方を見ると150人近いライダーが長い隊列を作っている
コース幅もそれほど広くないし連続して続く高速コーナーが多いので後方に下がったら
ストップ&ゴーの繰り返しで脚を削られそうだ 
とにかく集団前方20位くらいまでをキープするように心がける
チームメイトのことも気にしつつ走行するものの
接触によるメカトラや 様々な要因も重なりなかなか前方に上がってくることが出来なかったようで
合流することは出来なかった
レースは大きな動きも特になく展開していく
スプリントポイントの前でペースが上がるくらいでそれほど厳しい状況になることもない
中切れに巻き込まれないようにしながら周回を重ねる
何かやろうかと思う反面 意味のないアタックや逃げをして自分の脚を削るだけなら意味はない
チームメイトも周りにいない事もあり とにかくそれなりの順位でゴールまで走るのを優先した
とりあえずトラブルなく集団でゴール 
タイム差がつかない中でゴールスプリントをしても意味はない
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第3ステージ マスドロード 9km×14週 126km
日付変わって日曜日 最終ステージ
前日のステージで落車やトラブル、集団後方に取り残されてしまったなどの要因で
チームメイトは自分以外の全員(4人)がDNF
そのため 最終ステージ出走はチームからは1名となってしまった
第2ステージを終わって総合でも38位 スプリントなどののポイントに絡むことも出来なかったので
このままでは・・・
「スタート時点で雨なら走りたくない」ついそんなことを言ってしまったものの
正直最後のステージでなにをすればいいのか自問自答を繰り返す

無難にサイクリング?
無謀なアタックでもして少しでも目立つ?
ポイントを取りに行く?

総合リーダーを筆頭に僕より明らかに強い選手がざっと数えただけでも20人以上はいる
「勝ちにいく」というのも現実的に無理

とにかく最優先はゴールすること しかも少しでも良い順位で
そして少しでも総合順位を上げることが重要と心に決める

最終日の出走は90人ほど
スタートは前日と変わらず4列目あたり 前日と同じようにパレード走行の間に前方に上がっていく
前夜 しっかりと睡眠時間を確保できたこともあり初日よりは身体の反応も悪くない
とにかく無理をせずトラブルに巻き込まれないように注意しながら周回を重ねていく
スタート時には上がっていた雨が中盤少しだけ降ってきたりして路面を濡らしたものの
程なくして止んだのでホッとする 
雨は怖くないけれど周りのみんな全員がバイクコントロールが上手いわけではないし
危険度が増すことに変わりはない
案の定 降り出した雨の中 転倒するライダーがちらほらと・・・

途中 何度かペースの上げ下げはあるものの前日同様に大きな動きもなくレースは進む
レース後半(残り2周あたりか)何名かの逃げが決まりかけレースが動いた
だからといって何も出来ないので集団内で ただ見送るだけ
急に雨が激しく降り出す(一瞬飛沫で前方が見えなくなるほど)
取り残された集団(40人くらい)・・・残り1周
せめてこの集団の頭でも取ればそこそこの順位でゴールできるかなと思い
少し下げて体力を回復させる 
補給も継続的に摂りながら走ってきたので余力もあるし
最後が500mほど登ってゴールということもありスプリントって感じにはならないし
チャンスはあると判断し残り1kmあたりで集団の先頭から3番手あたりに位置して機をうかがう
少し早いかと思ったけどラスト500mを過ぎたあたりで先頭に立ちスピードを殺さないように
シッティングで登っていく スピードが落ちてきたあたりでダンシングに切り替えもう一段スピードを上げる
そこから一気に後続を振り切って・・・というはずだったのだけれど
両脚が攣りそうになったので無理をせずペースダウン 
翌週のレースを考えるとここであまりダメージを身体に残したくなかったので
10人?くらいに抜かれゴールでした
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これでロードに乗り始めてレース出場は3戦目(クリテを除く)
まだまだ覚えることは多い そのぶん楽しみも大きい
次のレースではもっと上を目指して走りたいと思う

 


 
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by kaazzu937 | 2009-05-25 16:20 | ◆Race Report

2009 JCF MTB JAPAN SERIES J1 XCO#3 箱館山

バイク     08 GARY FISHER SUPER FRY 19"
ホイール   08 MAVIC CROSS MAX 29er
サドル     SPECIALIZED Phenom SL Saddle 143mm
タイヤ     BONTRAGER Jones ACX 29/2.2 Tubeless ready F/R 1.8bar 
ペダル    crankbrothers eggbeater SL shrot spindle

結果    -2lap 34位

スタートコールはまたしても50~60番目
もう慣れたものだけど このコースだと前に出るのは難しいな

スタート後 案の定 前には出れず・・・
しかも路面が安定していないので隣のライダーとぶつかるし・・・
1周目は40番台前半
この順位は僕の走るところじゃない
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スタート後の渋滞がなくなったあたりから追撃を始める
とはいえ抜いたのは10人くらいか

前日までの試走ではタイヤはパイソンだったけどレースではジョーンズに変更
転がり抵抗は増えるけどグリップの良さとエアボリュームがあるのでこちらをチョイス
ST区間で前のライダーに詰まるのがイライラするけど我慢して開けたところでパスしていく

4周目あたりで30位くらいまで上げたけど 今度は急激に腰痛が・・・
脚には若干の余裕があるものの 痛みでぺースが落ちる
トラブルもなく 落車もなく 最後まで走った
でも完走までは2周足りなかった

イメージは出来ている その力もあるはず
あとはバイクとのマッチングだけ
次戦の富士見までには もう少し走れるようになっておこう
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by kaazzu937 | 2009-05-09 18:45 | ◆Race Report

09 J xco#2 Yawatahama International XC

今年もここに帰ってきた
去年のオリンピック選考会を兼ねた大会ではスタート後わずか1分でFメカを壊したっけ
そんな状況だったから完走も出来なかった 4年かけて目指してきたレースが終わってしまって
正直言ってその後は気が抜けてしまった
もうやめてもいいかなって本気で思った

でも今 僕はここにいる 走りたい まだもう少し上を目指したい
そう思える自分に気がついたから そして自分にはその力があると思うから

今年は完走することが最低の目標 狙うは20位前半のリザルトを残すこと
そのための準備はしてきた やるべきことは出来る時間がある限りやってきた
レースのことを考えて苦しくて楽しくない練習をしたり
何故上手く走れないのか?どうしたら速くなれるのか?
そんなことばかりを考えてしまう事それ自体がストレスになる時もあった
レースを続ける限り なくなることはない苦しみや焦りや痛み
大袈裟かもしれないけど 大袈裟でもない

だけど この瞬間 これから始まる最高の時間のためになら何でも出来る
楽しくない事は長続きしない?そんな事はない
楽しくない事が楽しくてしょうがないのだから
その先に最高に楽しい時間が待っているのだから


スタートから行けるところまで行ってやる
自分の限界を超えるんだ
僕は走る

バイク     08 GARY FISHER SUPER FRY 19"
ホイール   08 MAVIC CROSS MAX 29er
サドル     SPECIALIZED Phenom SL Saddle 143mm
タイヤ     BONTRAGER Jones ACX 29/2.2 Tubeless ready F/R 1.8bar 
ペダル    crankbrothers eggbeater SL shrot spindle

29erのバイクの乗り方もだいぶわかってきた
どうしたら走るのか どうしたら曲がるのか どうしたら登るのか
BGフィットも受けてぺダリングも改善された
正直フィットが直前すぎてレースではどうなるか不安だけど
この1レースでシーズンが終わるわけではない

スタート召集コールはかなり後ろ UCIポイントもなければ開幕戦も走っていないから当然か
40~50番目に呼ばれる 5列目か6列目か・・・後ろにはチラホラとしかライダーがいない
でも不思議と不安はない 強い者が最後に残るのだから

号砲とともにペダルをキャッチする 視界に入る全てのライダーの動きを瞬時に読みとる
ハンドル幅ギリギリの隙間を見つけて強引にバイクを滑り込ませる 躊躇はしない
舗装路を一気に駆け上がる 一瞬 横に並んだライダーと肘が当たる
怖くはない そのままの距離を保ちつつ走り抜ける 
後方で落車の音・・・気を緩めればレースは一瞬で終る
最初のSTに30位前後で入った

Elite Men Cross-Country
Distance 34.02Km
Distance: 5.67 km x 6 Laps = 34.02 km

一列棒状でSTをこなして行く ここで無理をして追い抜きをかけてもトラブルを起こすリスクが高い
それでも少し広くなった場所で一気に踏みこみ何人かをパスする
前方4人ほどのところにノースがいる STは彼の後ろでリズムよく走りたい
なんとか間のライダーを抜いてノースの後ろにつける
桜坂を過ぎて20位後半 その先のSTもノースの後ろでこなす
簡易舗装の上りではBGフィットの効果か ぺダリングのかかりが良く いいペースで何人かをパス
1周目を終えて27位の声を聞く

1lap 19:42
2lap 19:25
3lap 19:40
4lap 20:15
5lap 21:15
6lap 21:47

(ラップはレース後に手動で付けたので正確ではないものの大きくは違っていないはず)

2周目~3周目は感覚的にも一番乗れている時間だったと思う
この辺りで一瞬だったけど22位くらいまで上がったはず
「このままのペースで行ける」そう感じていた

しかしここで誤算
心配していた部分が出てしまった
BGフィットで良くなったとはいえ今までと身体の動きが変わったこともあり腰痛が出てきた
いつもならありえない左腰の痛みが・・・
それに気をとられ 5周目だけで つまらないミスを数回おこし 加えて落車を2回
一気にタイムを失ってしまった 集中力も途切れそうになる
簡易舗装でも何人かに抜かれ順位は30位くらい
ここで終りか 一瞬弱気になる ペースが落ちる
補給のタイミングも少し遅かったか? 身体が動かない・・・
疲れか?実力か? 

断ち切るんだ
マイナス思考になりそうな自分の弱さを捨てるために 大きな声で叫んだ

「集中しろっ!!集中!!」

その一瞬で もう一度 魂に火をつける
まだ走るんだ まだ終わっていない ここまで何をしに来たんだと
もう順位など どうでもいい 自分を裏切らない走りをすればいい
積み上げてきた努力を無駄にしてはいけない
ペダルに込める力を緩める理由など どこにもない 

フィード裏のバンクのコーナーを駆け抜ける
グラウンドに出てスピードを上げる
集中している 
前後輪がドリフトしていくのも構わずノーブレーキでコーナーを曲がっていく
脚切りテントの前を通り過ぎる 

鐘が鳴っている・・・
最終ラップに滑り込んだ
もう何も残っていない
それでも最後の力と勇気を振り絞りSTへ入っていく
前にも後ろにも見える範囲には誰もいない
バイクの挙動音だけが耳に入る 風を切り駆け抜ける
少しだけ横を向いて景色を見る
来年もここで走りたいなぁ ぼんやりとそんなことを考えつつ
すっかりギャラリーもいなくなった静かなコースを噛みしめるように走る
最後はツーリングみたいなペースになっちゃったけど

Results 31位  完走

レースを終えてみて・・・
BGフィットの効果は◎
ただし後半は今までとは違ったポジションで走ったせいか腰や腕に痛みが出た
これはもう少し乗り込んでいけば解消されると思う
それと朝食の時間がいつもより早かったのでレース前の食事のリズムが上手くとれなかったのは×
今思えば後半はハンガーノック気味だったかもしれない

次戦は5月5日 滋賀県の箱館山
完走は最低ライン さらに上位を目指して頑張ろうと思う
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by kaazzu937 | 2009-04-29 22:08 | ◆Race Report

JCF J2 XCO 緑山

まずはどれだけ頑張ったかというとこんな感じ
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スタートからゴールまで踏みっぱなしだった
たくさん応援してもらったのは覚えてるけど 笑顔ひとつ返すことも出来なかったよ
こんなに集中して走れたのは自分的にはかなり収穫です
いろんなことで迷ってたけど 迷って考えて 自分で決めてきたこと
100%正解かどうかはわからないけど 正しい方向に向かってると思う


MTB FESTIVAL in 緑山スタジオ・シティ
Date:2009/04/05/
JCF J2 XCO ANCHOR エリート男子
Distance: 2.1 km x 12 Laps = 25.2 km
Results 11位


オフシーズンはロード練をメインに埼玉クリテも4戦全戦に参戦
雪交じりの雨の中 修善寺CSCでウインターロードにも参戦
MTBライドのスキルは確かに大事
だけどMTBよりもロード練をメインにしてきた
僕がエリートクラスで完走もしくは今のレベルから上を目指すなら絶対的に足りないのは
ずばり「スピード」だと思うから
MTBのスキルは神がかり的な上手さなんてないけど下手ではないと思うので
今やるべき優先事項を優先してやってきた ただそれだけ

足りないものはたくさんあって 何からやればいいのかわからなくなりそうだけど
人の意見はたくさん聞く 参考にする アドバイスには素直に耳を傾ける
自分の考えやスタイル 目指す方向や その取り組み方が違っても まずは吸収する
悪く言えば利用出来るものは何でも利用するの
自分の中に吸収してから取捨選択をすればいい

そして大事なのは揺るがないこと
苦しい顔して走るのは悪いことじゃない だって苦しいのだから
笑顔なんて見せられない だから楽しそうな顔なんて作らなくていい
苦しいのが楽しいのだから それでいいじゃない
頑固に拒絶したりするのとは少し違うけど 楽しみ方は人それぞれ
自分で決断したらその道を突き進む 真っ直ぐね
最後は自分の思いを信じるしかない
だってペダルを踏み続けるのは自分自身なのだから



使用機材
bike gary fisher super fry 2008
tire hutchinson python 2.1 F/R 1.7bar
F fork rock shox reba team 29er 100mm 2009


前日の試走 全てが なんとか直前に間に合ったという感じ
機材の問題 セッティング ポジションの迷い
完璧ではない だけど悪くもない あとはレースで走ってみなければわからない
そんな感じだった だからこの日の試走は10周以上コースを周回した
全ての感覚を研ぎ澄ませバイクの挙動や自分の体の動きを確認する
コースの特性は勿論 最速ラインとパッシングポイント かけるギヤ歯数も確認
スタートダッシュの練習も何度も繰り返す
神経質になりすぎか・・・だけどそうすることで落ち着くのだからそれでいい
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レース当日
エリートの周回数は12周 トップが6分前半でラップを刻んでいけばゴールは1時間15分前後
通常のJ1の大会からすると1時間ほど短い感じ
何かトラブルやミスを連発したら即タイムアウト確定ということか
ゴールまで辿り着けるのは10人に満たないかもしれない
80%ルールを適用するなら完走は正直言って厳しいかギリギリな感じだろう

スタートは2列目 ランキング順だから仕方がない
無難にペダルをキャッチして最初のSTに7位前後で入る
今日はこのまま最後まで 誰にも抜かせない そう思い攻めまくる
無難にポイントを稼ぐだけのレースなら走る意味などない
目の前には山口さん ビックネームだ だけど躊躇はしない
上りで強引にパスしST下りを先行する 
後ろは絶対に振り向かない
そんな暇などないのだから

明らかにオーバーペース 
だけどオーバーペースも最後まで持てば自分のペースだからと勝手に決め込み
ペースを落とさず前を追った
中盤 山口さんやカイザー 2人の若手にパスされ先行されるが
抜かれ際に1秒でも長く後ろに付き引いてもらう
ただ4周目あたりからか スタートからのハイペースがジワジワと効いてきて次第に順位を落としてしまう
すぐ前の視界に捕らえていたノースからも少しずつ離されてしまった
この時点で9位~10位を走行 
この辺りで(たぶん5~6周目くらい)一人旅になってしまった事も重なってペースが上がらない
とにかくミスだけはしないよう最速ラインに無駄なくバイクを乗せていく

完走は厳しいか・・・少し弱気になりかけたこの頃
後方から猛烈に追い上げてくる気配を感じる
STの折り返し地点で視界の隅で確認
ラバネロのヨシノリくんだ 僕よりも明らかにスピードが速い
あっというまに追いつかれ上りの頂上寸前であっさりと抜かれた
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スタートで前が塞がり前に出れなかったのは誤算
7位から少しずつ順位を下げていったけど 抜かれたライダーは皆 僕よりランキングは上
星矢くんや啓祐くんは力はあるけどMTBのスキルはまだまだ改善の余地ありだね
テクニカルなST区間だと速さはあまり感じない
後方から段違いのスピードで抜いていったのはカイザー
ホームストレートで抜かれたんだけど全く反応出来ず 速過ぎ
唯一中盤でパスしたのは山辺くんだけ 調子がイマイチだったみたい

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グラフが示す通り 中盤に中弛みがある 6周目のラップの落ち具合が酷い
特に落車や大きなミスがあったわけでもない
視界から先行するライダー(ノース)が見えなくなったというのもあるけど
単に気持ちの問題かと・・・(悪い癖)
最終ラップに向けて垂れることなく走りきれたのは収穫だけど
レース走行時間が短いのであまり参考にはならないかな
最低でもあと30分くらい走りたい

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ヨシノリくんに抜かれる瞬間 スイッチが入った
というより ここで付いて行けなければ今日のレースは終了だと直感的に感じた
残りの周回 何があっても絶対に離れないと決め後ろに張り付く
(たぶんこの時点で残り5~6周)
残りの周回など関係ない とにかく誰かに止められるまで走りきる

補給を取る余裕もないほど休みどころのないコースだったけど
フィードでは ほぼ毎周回ボトルをもらい トップチューブに括り付けたパワージェルも
無意識のうちにしっかり補給していた 今でもどこで補給したのか覚えていない
ただひたすらに離されないように踏み続けた
どこか隙があれば抜き返そうと後ろからプレッシャーをかけチャンスを伺うも
ミスがない・・・ しかも平坦部分などのペダリング区間に入ると付き切れ寸前になる
ライドのスキルは互角か・・・ だけどスピードは彼のほうが明らかに上
全く前に出れないまま周回を重ねていく

ホームストレートに帰ってくる度に STのキツい上りに入る度に
たくさんの声援が耳に入る
まだ行ける まだ走れる 
ちょっとした踏み返しやぺダリング区間で 少しずつ厳しくなってくる
離れてしまえば楽になる・・・ でもキツいのは僕だけじゃないはず

鐘の音が聞こえる・・・ トップが最終ラップに入ったか
ここで初めて完走を意識し始める
このまま行けばなんとかなる ここでレースから降ろさないでくれ
最後の力を振り絞り前を追う
一度は離されたノースとの距離もだんだん縮まってきた
前を走るヨシノリくんが木の根でタイヤを滑らし落車
ここで5秒~10秒ほどタイムを失ったか 彼もキツいんだな
それでも素早くリスタートを切ってくれたので後ろから背中を押してロスを最小に留める
この狭いSTで ここまで引き続けてくれている彼を無理矢理抜く権利など僕にはあるはずがない
最後まで行こう 背中を押した手に思いを込める

ギリギリだった
それでもなんとか最終ラップに入った
体は限界・・・それでもペースは落とさず我慢する
もう完全にヨシノリくん任せで引いてもらう 悔しいけど力の差を痛感させられる
そして後半で最後のペースアップ 堪らず5mほど離れてしまった
そしてそのままの差でゴールラインへ・・・
前ではヨシノリ君とノースがゴールスプリント あそこに入れなかったのが悔しい

トップとは4分半の差 上出来か? まだまだか?
中盤からゴールまで走り切れたのはヨシノリ君のお陰
ただ僕は付いていっただけだ 一人ではあのペースでは走れないと思う
バイクのセッティング ポジション出し まあまあだ まだ改善の余地はあるけど

次戦は 4・26 J1愛媛 八幡浜
目標は最低で完走 リザルト20位 そんなところかな
飛行機乗って行くんだからね それくらいやんなきゃ 

レース中たくさんの応援ありがとうございました
たくさんのパワーをもらいました
しかめっ面で走っていてごめんなさい
返事は走りで答えられるように頑張ります!! 
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by kaazzu937 | 2009-04-07 22:43 | ◆Race Report

JCF J2 shuzenji

レース名:    JCF J2修善寺大会
場所:       静岡県サイクルスポーツセンター特設コース
開催日:     2008/10/26
天候:       雨のち曇り
結果:       10位

バイク     08 GARY FISHER SUPER FRY 19"
ホイール   08 MAVIC CROSS MAX 29er
サドル     SANMARCO PHOBOS
タイヤ     BONTRAGER Jones ACX 29/2.2 Tubeless ready F/R 1.8bar 
ペダル    crankbrothers eggbeater SL shrot spindle

連戦の疲れなど関係ない 好きで走っているのだから

今年もこれで最終戦 正月早々の指の怪我 全日本直前の交通事故
何度も折れそうになったけど なんとかここまでたどり着いた
メカトラや上手く噛み合わないレースも多かった
その度に家族や仲間や多くの人に助けられ励まされ支えられやってこれた
ありがとう 感謝の気持ちを忘れないでいよう これからもずっと
 

J2ということもあり会場の空気は少しだけ緩い感じではあるけれど
そんな思いもスタートを切ればどこかへ吹き飛んでいってしまう
参加人数も少ないせいもありスタートは1列目
号砲とともに全開で飛び出す

去年のこの大会でもそのつもりだった 
しかしその時の僕には残念ながらそのスピードと勇気が足りなかった
だけど今年は違う もちろん29erのおかげであることもそうだけど
一瞬でも躊躇することなく踏みきった 勇気をもって

「瞬間だけでもいい トップを走りたい」

スタート後の長い舗装路の中盤で前を行く選手をかわし一気に前へ
やってやった 前には誰もいない 最高の気分
最初のSTの入り口をアウターにかけたまま一気に駆け上がる
跳ね上ろうとするバイクを全身で抑えこむ
明らかにオーバーペース
もうこの時点で心拍はレッドゾーンだ
だけど関係ない 1周も走りきれずに終わったっていい
このトップの座は誰にも渡したくない
1秒でも長く 遠くまで 

自分の殻を 自分のレベルを 自分の意識を 自分のイメージを
全てを越えるには勇気をもってそこから飛び出すしかないのだ
多少 無謀であるとしてもそれでいい
何も守るものなどないのだから

「僕等はポイントの為に走っているのではない」

STにトップで入る
誰かがミスをしたのか後方と少しだけ差がついたようだ
しかしそれもほんの1分か2分か・・・
少し開けた上りパートで3人ほどに左右からあっさり抜かれる
そりゃあ彼らはプロなのだから当然だ
せっかくのスタートダッシュを無駄にしたくはない
その先の狭いSTで後方に蓋をして心拍が落ち着くのを待つ
サイテル横の舗装路区間で何人かに抜かれるもまだまだトップ10以内をキープ
とにかく下り区間に入るまでなんとか粘ればその先で充分休めるはずだ

なんとか順位を落とすことなく下りパートに入り一安心
その時点で順位は5位か6位だったはず
このままの順位で頑張っていこう そう思った矢先だ
Fディレイラーにチェーンが噛み込んだ
走りながらクランクを前後に回しトラブル解消を試みるも直らず
しかたなくバイクを降り指先でこじるようにチェーンを引っ張り出す
その間30秒ほどか・・・ 焦りはないが永遠にも感じるもどかしさ
ここで一気に5~6人に抜かれた せっかくのスタートダッシュが・・・

レースは7周
前日までの予定では8周回のはずだったがスポーツクラスのスタート後に突然の雨
しかもかなり本降り そのためコンディション不良が予想され周回数がカットされた
それにしても1周20分で走っても2時間20分 長い・・・
トップは2時間ほどでレースを終えるだろう
タイヤ選択は迷うところだったが先週に引き続きジョーンズをチョイス
試走ではパイソンで走ったものの2~3箇所だけトラクションコントロールをシビアにしなけらばならない所があったのでこちらを選択
STと下りに関していえばパイソンのほうが断然速く走れるのだがレースになれば必ずしもそれが正解とはいえない 
迷ったらハイグリップ つまらないミスもグリップの高いタイヤであれば粘りが効く
リズムを大事にしたい それとなるべくバイクから降りたくない
たとえ押したほうが速くても押すのは嫌いだ 僕はマウンテンバイカーだから

2~3周目 アップ不足だというカイザーさんにピタリと付き淡々と走る
この時点で13~14位か・・・
このまま最後まで着いていければいいのだけれど 少しづつ離れてしまう やはり強い

4~5周目ペースが思ったより上がらない 
前を走るライダーと少しづつ距離が開いていく
やはりスタートのオーバーペースが効いたのか?
それにくわえチェーンジャムの際にFメカの羽が少し曲がったのか
2周目くらいから全くインナーが使えない状況に 集中力が切れかかる・・・
後方からはT&Sのフクダさんの姿が・・・
レース前に少しだけ話しをした エリート残留は出来なかったそうだ
このレースを走っても・・・ だけど彼は戦いに来た
背中にものすごい気迫を感じる ならば応えるしかない
こちらも精一杯の力を出して前を引く
同じチームメイトのカッシーはエリート残留がかかっていた大事なレースだったけど
ペースが上がらなかったのかレースを降りていた 
きっとそんな彼の悔しさも背負って走っているのだろう
終盤まで抜きつ抜かれつ走り こちらも勇気をたくさんもらった
きっと彼等2人はすぐにエリートに帰ってくるだろう

6周目 前にはコウタロウ君 レース中盤からずっと前に見えるのになかなか差が詰らない
フルリジットバイクで参戦のノースもだいぶ前に行ってしまった
彼等にも負けるわけにはいかない もう意地しか残っていない
両脚は攣りまくっているし ダンシングもガチャガチャだ 
だけど だけど緩めるわけにはいかない 
そんなところは応援してくれるたくさんの仲間に見せるわけにはいかない
何よりそんな自分を僕自身も見たくない

7周目 最終ラップに入る 後方からはキッタさんが迫ってくる
必死に逃げる 埼玉県人の2人がパンクで落ちてきた
最後までレースはわからない 必死に前を追う
程なくしてノースに追いつく 一瞬ここまででいいかなと 仲良くゴールするかと
思ったのもつかのまノースがペースを上げる
スリッピーな下り基調のSTをフルリジットとは思えないほどのスピードで下っていく
ここで離れるわけにはいかない 彼の後ろなら安心して突っ込んでいける
途中ST間を繋ぐ舗装路の部分でノースを一気にパス
しかしすぐ後ろにはキッタさんが・・・
その先のSTの下りを全開で逃げる
フィード裏をアウターにかけてダンシング 最後のST下りを折り返しフィード前へ
キツイ・・・もう何も残っていない 
だけど抜かれたくはない そして前を行くコウタロウ君を抜きたい
最後の舗装路上りをダンシングで一気に駆け上がる
キッタさんから逃げる コウタロウ君には届くか届かないか・・・
彼も意地だ 意地と意地がぶつかる
みんなの応援が聞こえる 
トンネルをくぐり最後の右コーナー わずかに開いたイン側に前輪をねじ込む
声にならない声を上げゴールラインへ 

お互いの健闘を称えあう レースは終わった
自然と笑顔が溢れた



高めあうライバルがいて
そこにレースがあり僕等はただひたすらに走り続ける
力の限り全てを注ぎ込む
もっともっと速くなりたい 今はただそう思う
少しだけ休んだらまた走り出そう

みんな また来年 スタートラインで会おうね
  
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by kaazzu937 | 2008-10-27 11:48 | ◆Race Report

JCF Japan Series Sena XCO Final

何故走るのか?
会場でアップを始めるまでの長い待ち時間に考えた
そっと目を閉じてこの会場の空気を感じる
五感を研ぎ澄ます

そこに戦うべきコースと
そこに戦うべきライバルと
そこに戦うべき弱い自分と

よくここまできたと思う
でもまだいけると思う
自分の限界はもっと先だと思う

スタート1時間前からアップを始める
心拍の反応はいい
前夜にしっかりと睡眠もとれたので身体のダルさもない
前日の試走もたっぷりと時間をかけておこなった
何も問題はない
準備は万端
あとは走るだけだ


場所:石川県白山瀬女高原スキー場
日時:2008/10/19
天候:晴れ
周回:7
順位:-1lap24位

バイク     08 GARY FISHER SUPER FRY 19"
ホイール   08 MAVIC CROSS MAX 29er
サドル     SANMARCO PHOBOS
タイヤ     BONTRAGER Jones ACX 29/2.2 Tubeless ready F/R 1.75bar 
ペダル    crankbrothers eggbeater SL shrot spindle


この大会の三週間前にトレイルライド中に転倒した
それも受身も取れないほどの転び方だった
顎をステムに強打してそのまま病院へ・・・
その後、転倒の恐怖心からMTBに乗るのが怖くなった
その翌週 あえて怪我をした場所でもう一度走った
全然走れなかった 笑ってしまうほどに
その次週の富士見高原での3Hのエンデーロ
やはり全く走れなかった バイクと体がリンクしない
そんな状態でこの大会を迎えた
果たして瀬女の下りをまともに走れるだろうか? 不安だった

前日の試走ではしつこい程に下りパートを反復して練習した
不安を消すには 感覚を取り戻すしかない
タイヤはジョーンズを選択
いつもの自分なら迷わずパイソンをチョイスしていただろう
でも今回は少し守りに入った 今の自分にはこれが正解だろうと・・・
でもこの選択は気持ちに余裕を生んだ
そして下りへの怖さはいつの間にか消えていた
これで正解だった

召集が始まる 
今年はいくらポイントを重ねても何故かいつまでたってもスタートは後方
もうそんなことにも慣れてしまった
何列目だろうと関係ない 最高のスタートを切ればいい
八幡浜でのメカトラ 全日本での不甲斐ない走り
その悔しさの全てをぶつけてやればいい

スタートを切り舗装路を駆け上がる
最初の長い上り 30位前後で頂上へ
1周目は焦っても前には出れない 一列棒状で下っていく
集団がばらけるまではとにかく後方のライダーに抜かれないように気を配り
前に隙間があればすかさず前輪をねじ込む
ST奥のパイプ下りも渋滞で乗って行けず強制的に押しが入る
その先の舗装路でもなかなか前のライダーを抜けない

レースは7周
もちろん完走はしたいが だからといって前半は抑えて・・・などとは言っていられない
僕等のレベルでは残るか切られるか いつもサバイバルなのだ
とにかく前へ前へバイクを走らせる
2周目3周目あたりから25~26位くらいの順位をキープ
ストラーダの彼カリスマ店長と絡みながら周回を重ねる
この辺り(4~5周目)が一番きつかったが同じマスター年代の彼等に負けるわけにはいかない
レースの感覚が戻ってきた 
それにしてもミカミさんの走りはスムーズだ
3周目?だったか最初の上りの頂上で前に出られた
しっかりと後方でそのリズムを盗む
速い・・・だけど付いていけないほどではない
わざと少し離れて走った 抜き返すタイミングを計りながら
この頃は完全に恐怖心は消えていた
バイクは僕の体の一部となり手足のように操ることが出来た
コース最高地点からの下りパートも パイプの下りも バンガローへの下りも
路面の凹凸に体が勝手に反応した
点で 線で バイクを走らせる やっと思い出せた

トモタカさんとのバトル
向こうは僕のことなど眼中にないかもしれないが僕にとっては超えなければならない壁だ
抜かれてもあっさりと諦めるわけにはいかない
そっちがもがくならこっちももがく その先のことなど関係ない
淡々と走ればいいのに 勝手に体が動く インターバルがかかる
だけど負けるわけにはいかない ただそれだけだ
抜きつ抜かれつ周回を重ねる

5周目のフィードでそろそろタイムアウトかもという声を聞き
朦朧とする意識の中 再度ペースを上げるべくペダルに力を込める
STの区間やちょっとした上り返しなどは29erの走破力の高さを最大限に生かし
スピードを乗せて行く このバイクは最高に良く走る
疲労で全身の筋肉が悲鳴を上げているけど ここで脚を緩めるわけにはいかない
負けたくない 自分自身に



このレースの前 散々ポジションについて考えた
多くの仲間から多くの意見を聞き とにかく色々と試した
それは周りから見れば迷っていると見えたかもしれない
でも僕は不安など何もなかった
ただ 速く走るためにどうしたらよいのか それしか頭になかったから
レースが終った今でさえまだ色々と考えている
僕にとってそれは物凄く楽しいことだし当然のことだから
考えることを止めたらそれで進化は止まる



5周目のバンガローへの下りを難なくこなしその先のSTへ
前方にスワコのコバヤシさんを視界に捉えた
これで終わりだと思い必死に追いつき先行する
ガチャガチャのダンシングで脚きりテントまで
って思ったらあっさりと6周目に突入・・・
もう一度スイッチを入れ直し前を追う
今度こそ最終ラップだなと覚悟を決めて

集中していた この一体感
スタート直後からみんなの応援もよく聞こえた
この瞬間 この時のために僕は生きている そんなふうにさえ思えるほどの高揚感
このままずっと走り続けていたい 止まりたくない
疲労感は消え ただ風を切り バイクが走って行く
もっと速く もっと強く

ミカミさんの上手さ 
トモタカさんの気迫溢れる走り
コバヤシさんの落ち着いたレース運び
遠くに見えるゴウダさんのパワフルなスピード
僕に足りないもの 目で見て体で感じて学ぶ
レースでのスピード レース運び 経験
僕はまだまだ速くなれる そう思えた
ゴウダさんはレース前に必ず僕にこう言う
「絶対に完走しようね」
それは僕に言ってるようでたぶん自分自身に言い聞かせているのだろう
強く思う事 勇気 気迫

出来るならあと1周 ゴールまで辿り着きたい
そう思い最後のバンガロー裏の平坦な芝生の上をダンシングで駆け抜ける
だけど無情にも「TIME OUT」のプレートを見てコース外でレースを終えた

今年は一度もゴールすることが出来なかったけど
でも走り終えたあと何となく笑顔になれた
また来年も走りたい そう思った




僕はまだ走り続ける
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by kaazzu937 | 2008-10-23 22:08 | ◆Race Report

さのさか

6周回のうち4周しか出来なかった 結果は40番台後半・・・
問題は結果ではなく内容 やる気にムラがありすぎる
ポジションがどうだとか調子がどうだとか言う前に精一杯走ったのか?
1周目の最初のST下りで落車 そこで集中力はプッツリ
何度も気持ちを入れ直そうと試みるも全くダメだった
途中で何度止めようと思ったか・・・

全く何をしに行ったのか?
瀬女で挽回しなくちゃね
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by kaazzu937 | 2008-07-28 19:59 | ◆Race Report

全日本選手権(マスタークラス)

勝てなかった 結果は9位
この日に向けて出来るかぎりのことはやってきた
悔しいけど 今は清々しい気分

当日の朝 4時に起床 過度な緊張もなくよく眠れた
スタート4時間前までに朝食を済ませレースの準備を進める
7時から長めのアップを開始 
調子はあまりよくなかった・・・いつまでたっても体が起きてこない
召集直前まで脚を回すものの・・・

スタートは最前列4番目?5番目?フラットな気分 いい緊張感
レースは4周回 後半型の僕にとっては少し短いかな しかも今日は体の反応が鈍い

号砲とともにペダルに力をこめる つづらの登りに4番手で入った
いいスタートは切れた このまま前が見えるところで走って後半勝負だと

しかしやけに体に力が入らない 何故? 脚は軽いのに回らない・・・
焦って力む STでトラクションが抜ける そしてまた力む
遅れた分を下りで稼ごうとオーバースピードになる 滑る・・・ミスる・・・
前日の試走ではあれだけスムーズに速く走れていたのに・・・

平常心を欠いていたのか? 集中は切れなかったけど・・・
出走メンバーの顔ぶれからして上手く走れば表彰台も狙えたはずだし
悪くて10位までという感じではあった それ以下の順位なら失敗レースだと

大きなミスはなかった トラブルもなく無難には走れた 結果もそれなりには出た
ただね・・・目標は勝つことだった

足りなかったものは何かな? 気持ちは弱くなかったかな?
勝てるのは1人だけだからね・・・難しいのは当然だけど

これで今シーズンも気分的にはなんとなく終了モード(さのさかも走りますが・・・)
好きだから自転車には乗るけどね お盆休みの予定なんかも考えつつ  
8月9~13までお休みで今のとこ予定は何もなし
誰か揉んでください(>。<)

今回勝てなかったから来年の目標も出来てしまって・・・
来年の全日本もマスターで走ります!!
というわけで1年後の全日本へ向けて再スタートですね(笑)


 
  
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by kaazzu937 | 2008-07-22 18:35 | ◆Race Report

富士見パノラマ

早くも開幕から4戦目
しかも仙台→八幡浜と続く3週連続のレース
さすがに疲労がね・・・

というわけで土曜日の試走は天気も微妙に雨で気温も10℃を下回っていたのでパス
コースもほぼ例年通りだったしね
そのかわりに徒歩でコースを1周歩きました
夕方には雨の降り方もかなり本降りチックになってきたのでこの選択は正解だったかも
バイクの整備はパーフェクトだしあえてここで泥だらけになる理由もない
また歩いて回ることで見えてくるモノもたくさんあった
みんなが通るラインがベストラインとは限らないからね

さて日曜日レース当日 天気は晴天
いつもの場所に車を駐車してスポーツのレースから観戦&応援&準備
自分が応援してもらうため?にもみんなを大声で応援!!
パノラマでのレースはこれが楽しいんだ

今回のレースでは仙台に続き29erを投入
前日に乗ってないってのもあったけどとにかくバイクに乗れてない
上りは明らかに周りのライダーよりも速いのに下りで追いつかれるし・・・
僕の前後のライダーが特別下りが速いライダーだったのか単純に僕が遅かったのか
先週エキパで勝って昇格してきた元全日本チャンプはSTや下りはやたら速かったな
しかもレース中に「シロタさんこんにちはっ!!」って・・・
どんだけ爽やかなのさ(笑)
まあそんなこともあって余計に自分が遅く感じたのか???
際立って遅いわけじゃないけど
ミスッて落車したりコースアウトしたりしたわけじゃないけど
なんだか遅いんだな・・・

スタートは4列目?5列目だったか・・・
今シーズンはUCIポイントが優先されるらしく開幕からフル参戦しているにもかかわらず
いつまで経ってもスタートは後方だ
まあそう決まっているんだから仕方ないけど
アップ時から感じてる心拍の反応の悪さもあったのでスタートは抑え目
40番目くらいで最初の上りをこなしST下りへ・・・
ここでは入り口ですでに渋滞
みんな歩いていたけど僕だけはバイクから降りずに乗って行った
乗ったまま行ったおかげで大きな岩を越えた先で一気に5~6人ほどをパス
一旦駐車場に出た後のSTつづらの上りでさらに何人かをパス
上りはとにかく速い(29erのおかげか)
頂上のあたりで30位前半
尾根伝いのSTはだいぶヌカるんでいたけどスピードを殺さずに一気にクリア
ここから先の展開は・・・あんまり覚えてない(笑)
断片的には覚えてるんだけどその記憶が繋がらないんだなぁ

ただ印象に残っているのはSTと下りが全然ダメだったって事
せっかく上りで抜いたライダーに下りで追いつかれ・・・
ただそこからは大きく順位を下げることもなく上げることもなく(苦笑)
8周回の5周を走ったとこでタイムアウト
結果は28位
なんかイケてないライディングだったわりに結果はそこそこ
なんだかなぁ~・・・

とにかくバイクに慣れなきゃ
そう強く感じたレースだった
バイクの挙動に体がついていかないんだな
自分のイメージとバイクの動きにズレがある
ホイールがデカくなったからね
速いとこと遅いとこも今までと違うし
結構器用なつもりだけどこれはなかなか手強いです
まあそれが楽しかったりするんだけど
慣れてきたら相当速いかも
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                                     photo by 酉

写真あったら送ってください
kaazzu937@hotmail.com
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by kaazzu937 | 2008-06-02 14:58 | ◆Race Report